ANA国内線【PR】
四谷へ
 ある語学学校に用事があり、午後から四谷三丁目・四丁目界隈へ。その学校の斜め真向かいに、19年前忘れられぬある事件が起こったビルがありました。当時の自分はというと、東京からはるか離れた田舎に住む小学生。今の自分と一回りとは言わずも、5年も年下の別の「世代」だともうこの事件については知らないのかもしれません。ひとくくりに同級生と言えども、18歳で自ら死を選んだ人、38歳で不本意に亡くなった人もいれば、その倍以上の長い人生を生きていく人もいる…人生そのものに関してさまざまな思いが去来しました。
 そのビルの脇にあるラーメン屋で昼食をとった後、外に出てふと舗道に目をやると、特に石碑や献花らしいものは見当たらず、過去に何事もなかったかのようにふたつの小さな花壇にさまざまな花が美しく咲き誇っていました。
# by tashi2005 | 2005-12-03 12:00 | 考える
チェロのこと3 (久々のレッスン~カラオケ・ボックスへ)
 久しぶりに高田馬場で、新しい先生から30分のレッスンを受けました。数ヶ月、諸事情で誰からも教わるということがなく、独学で練習の日々でしたが、来年からはここで毎月一回だけ教わることになりそうです。
 条件に合う先生を見つけるというのも困難でしたが、かねてからの最大の困難は「練習場所がない」ということ。曲がりなりにも鉄筋のマンションではありますが、消音機をつけてもある程度の音はするため、隣に聞こえてはいないか、クレームがつくのではないか…と不安に怯えながらの練習は、ストレス解消で始めたはずの音楽が逆にストレスとなるという悪循環に陥っていました。せっかく久しぶりに楽器を外に持ち出したというので、レッスン後、どこかで練習できないかと思い、赴いたのがカラオケ・ボックス。カラオケ・ボックスを練習場にという手段はバイオリンをやっている知人から聞いてはいましたが、チェロに合う椅子はないだろう…と半ばあきらめていました。実際、行ってみると、飲み放題で1時間240円という破格の安さで、ソファも低いながらもエンドピンを短くして我慢すればやれないことはない、という感じ。店員も公認ということで、結局、2時間も練習してしまいました。当面、これで、江古田あたりに楽器可の部屋を借りるために引越しという面倒なことはしなくてもよさそう。久しぶりに精神的に満たされました。
# by tashi2005 | 2005-12-01 12:00 | 弾く
いもや/飯田橋
 今日は用事で千代田区飯田橋へ。暁星学園、白百合学園、日仏学院、欧明社、リセ・フランコ・ジャポネ…とフランス関連の施設が集中する「リトル・パリ」の飯田橋は、1996年から2年ほど暮らしていた街です。たまに来ると懐かしいながらも、お店や建物は当時と比べるとそれなりに様変わりしています。どこでごはんを食べようかと迷ったあげく近所にあったとんかつ屋に行ってきました。
 「いもや」は、神保町・神田界隈では有名なとんかつ・天ぷらのチェーン店。この飯田橋店は、ひれかつ定食(900円)ととんかつ定食(700円)のみのメニュー。シンプルなお店の佇まい、サクサクのとんかつ、しじみたっぷりの味噌汁、たくあんのお新香、大盛りのキャベツとメニューは何も変わらず、厨房のおじさん、おばさんもこれまた変わらずで学生時代に戻った気分になりました。

いもや 住所 東京都千代田区飯田橋4-1-1
# by tashi2005 | 2005-11-30 12:00 | 食べる
チェロのこと2 (ルーマニアのこと) 
 1995年、滞仏中の20歳の夏休み、南フランス~スペイン~ポルトガルと旅し、さらに東欧を回ろうと、その後にパリからエールフランス機で向かった先が「バルカンの小パリ」ルーマニアの首都・ブカレストでした。1989年末に、元首のニコラエ・チャウシェスクが革命により処刑されるまで独裁政治が行われていた国です。その革命からまだ6年しか経っていない1995年のブカレスト市内は、美術館・博物館などの観光施設が暴動による影響で閉鎖されていたり修復されているという状況でした。市民が道端にひとつずつ石を嵌め込んで石畳を作っていた光景は、この国の新生を象徴するかのようで今でも懐かしく思い出します。
 その10年後の東京で、そのルーマニアで製作された楽器と邂逅しました。当然、億単位の価格でもなければ、「ルーシー」「ドルフィン」「デュランティ」といった愛称を持つ銘器でもありませんので邂逅は大袈裟ですが、三十路を越えた誕生月にあまり迷わずこのルーマニア製のチェロに決めたのは、不安と期待で敢行した10年前のルーマニア旅行と何か因縁めいたものを感じたからに他なりません。
 「バッハやりたい」と言いつつ、鈴木の教本の1巻目を何度もさらっているだけで、目下、新しい先生を探しているところですが、来年から本格的に練習できる環境を整えたいものです。どうしてもルーマニアと関連した愛称をつけたいと思い、10年前に覚えたルーマニア関連の語彙を反芻して検討してみましたが、やはり語感も面白く、味も忘れられない、揚げドーナツにサワークリームとチェリージャムがかかったルーマニア名物のデザート「パパナッシュ/Papanas」にしてしまおうかと半ば本気で考えている今日この頃です…。
# by tashi2005 | 2005-11-23 12:00 | 弾く
香港蒸籠/池袋
 東京・池袋はメトロポリタンプラザ8Fの飲茶バイキングのお店。大人は、平日17時までに入れば70分食べ放題で1554円。麻婆豆腐、エビチリ、炒飯など各種中国料理に加え、ワゴンで餃子、焼売、饅頭など10種類以上の作りたての点心を運んできてくれます。ひとつの蒸篭には複数入っていますので一人で来るより、絶対に複数の人たちで来店した方がいろいろ分けて食べられてお得感があります。きれいな店内で、入りやすい雰囲気のお店です。香港や、長期滞在したシドニー市内でよく飲茶したことを思い出しました。

香港蒸籠 住所 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザ8F
# by tashi2005 | 2005-11-10 12:00 | 食べる
フランスのこと
 テレビは一切見ない主義なのですが、当然、インターネットでもフランスに関する情報がたくさん入ってきます。私事ながら1995年8月からおよそ一年ほど、学生の時にフランスの田舎町に滞在していました。この1995年というのはとにかくこの国が世界中の注目を浴びた年でした。ムルロア環礁での核実験実施の発表による世界からの批判、5月のシラク大統領就任、その後の核実験実施、そして、渡仏直前の7月、イスラム過激派によるとされるパリ地下鉄爆弾テロ(8人死亡、130人負傷)、そして11月から全国で続発した大ストライキ(スーパーに生鮮食品が並ばず、交通機関がほぼストップといった状況)。我ながら数奇なフランスの一年を体験したと思います。10年経っても同じような出来事は繰り返されていますが、根強い歴史的・社会的因縁を解決する術はあるのでしょうか。
# by tashi2005 | 2005-11-08 12:00 | 考える
祖母、俳句集を出版
 80歳を過ぎた祖母が俳句集を出しました。地元や道から幾度か賞を受けてはいたようです。東京の出版社(文學の森)から自費出版という形のようですが、今月の半ばには地元のホテルで関係者の方々が出版パーティーを開いてくれるのだとか。孫としても行きたかったのですが無理そうです。孫として本当に嬉しいですし、人生のいい思い出になると思います。祖母の一族は主に徳島にいるのですが、一度近いうちに子供のころ聞かされていたその地に祖母と訪れたいと考えてはいます。孫を詠んだ俳句はないのかと思ったら、ひとつだけ「孫」の文字が詠まれた句を見つけました。
 「鳥図鑑 開きし孫と 春を待つ」
鳥図鑑?開いた記憶がない・・・。兄のことでしょうか・・・。
# by tashi2005 | 2005-11-03 12:00 | 読む
チェロのこと1 (はじめに)
 今年ひとつ新しいことを始めたいと以前から考えていました。ここ何年かブラジル音楽が好きでポルトガル語を…いや、それならもっと広範囲に話されるスペイン語の方が…とラテンアメリカの言語に引かれながらも、やはりどうしてももうひとつの選択肢として考えていた擦弦楽器を諦めることはできませんでした。今は家から少しでも近い先生を探しているところです。軽々とどこへでも運べるヴァイオリンやヴィオラが実はうらやましいです。
# by tashi2005 | 2005-11-01 12:00 | 弾く
< 前のページ 次のページ >